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不妊・妊婦の豆知識

[Vol.78]
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卵のこと、もっと知ろう Part4
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知っているようで、実は知らないことがたくさんある「卵子」。
そもそも卵子でどうやって出来ているの?
個人差はあるの?
など、分からないこともたくさんあると思います。

今回は、そのような誤解や勘違いをスッキリ解消する「卵子の基本知識パート3」をお伝えします。

近年の研究で判明!男性の精子も老化する

卵子の老化は自覚症状がないため、自分では判断できません。そのため、AMH(抗ミューラー管ホルモン)を調べるのは必須です。E2、LH、FSHなど女性ホルモンの数値も必ず調べましょう。

不妊における老化は、実は女性側ばかりではありません。最近の研究では男性の精子も老化することがわかりました。ただし、男性と女声とでは「老化」の意味が異なってきます。
卵子は胎児期にすでに発生していて、年齢とともに減少します。精子は第二次性徴期を迎えると幹細胞が働き始め、減数分裂を起こしながら毎日1億個ほどが誕生します。しかし高齢になるとその減数分裂の途中で異変がおきやすくなります。典型的な染色体異常というような出現の仕方ではなく、小さな異常でしかありませんが、精子は数が多いため頻度は高くなっています。
精子は年齢に関係ないと言われていましたが、今後は男性の老化についてもしっかり考える必要があるでしょう。

生活習慣を見直すことで老化を遅らせることは可能

老化した卵子を若返らせる方法は、残念ながら今はありません。そんな中、女性ホルモンや男性ホルモンの生成を促すDHEA(※)という成分に注目が集まっています。
直接的な効果があるとは断言できませんが、体内で生成されるホルモンをサプリメントで服用できるという点で、気軽に取り入れられています。
DHEAは男性ホルモンの数値を大幅に上げますので、期間を区切って服用するようになります。
また、抗酸化作用のあるビタミンC、Eなども併用する場合がありますが、基本的にはいずれも必須的なものではありません。

それよりもまずは基礎体温を上げることを考えていただきたいと思っています。
今は冷え症の女性が増えています。高温期の体温が基礎体温表の低温相にやっと届くという方も多いようで、季節感のない食事によって体温が下がりやすくなっていることや、生活環境、ストレスも関わってくるのでしょう。

病気など決定的な原因がなければ、日常生活を見直し、自分の身体や気持ちと向き合うこともひとつの手段としては有効でしょう。

定期的な検査で自分の身体の状態を常に把握しておきましょう

卵子は、生まれた時すでに数が決まっていて、減少する速度や質は生活環境やストレスが影響してくる場合もあります。
ホルモンの数値を定期的に調べるなど、今の自分がどういう状態かを常に知っておくことで、不妊に対する今後の対策もたてやすくなりますよ。


[参考文献]
Jineko 2015winter


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