[不妊専門] 東京 銀座・新橋から徒歩5分 高齢妊娠実績の健美鍼灸院

東京 [銀座/新橋] 健美鍼灸院 | 不妊専門 高齢妊娠・出産実績多数!東京銀座・新橋徒歩5分

予約制 03-3571-4189 TEL文字画像

不妊・妊婦の豆知識

[Vol.175]
<<<次の記事  前の記事>>>
バックナンバーはこちら
「季節の不調」に効くツボ~秋の不調①~

ひっそりと佇む木々のように落ち着いた日々を
カラッと乾いた少し冷たい風が頬をかすめる秋。色づいた葉を徐々に落としていく木々を見ると、淋しくなったり、悲しくなったり・・・。でも、それはあなただけではありません。夏の暑さと湿気が去りゆくと、空気は次第に乾いていき、その乾燥は体だけでなくこころのうるおいも奪っていきます。そしてセンチメンタルな気分にさせるのです。秋はうるおいを補うものを食べ、肺をいたわる養生を取り入れましょう。木々は活発な春夏とは対照的にひっそり佇みますが、人もまた落ち着いたリズムで過ごすのがいいでしょう。

秋は肺の季節

秋になると一気に外気が乾燥しますが、この乾燥を嫌うのが「肺」です。肺は呼吸によって新鮮は外気を取り入れ、汚れた空気を吐き出すことが主な仕事。外気に直接触れやすいため、苦手な乾燥の影響をダイレクトに受けてしまうのです。そのため、秋の肺はダメージを負いがち。肺は気を生み出すことや水の循環も大事な役割なので、弱ると体のあちこちで気やうるおいの不足が生じてしまいます。

≪秋の体調≫
乾燥した外気がうるおいを奪うため体のあちこちが乾いてしまいます。そして、肺の弱りは呼吸器官に影響し、咳、鼻やのどの炎症などが起こりがちです。また、バリア機能的な役割をする「衛気(えき)」とも深く関係。衛気が不足すると、体に邪気が入りやすくなり、風邪もひきやすくなってしまいます。

≪秋のこころ≫
秋は、理由もなく悲しくなったり、淋しくなったり。これも肺の弱りの影響と考えられています。悲しみを強めてしまうと、肺はさらに弱り、体の不調に拍車をかけることも。とはいえこの気持ちを無理に払うのではなく「自分だけではない」「秋のせい」そんな風に受け止めてみましょう。すると少しこころが軽くなりますよ。

≪秋の「すこやかに過ごすコツ」≫
秋の養生で大事なのは、まずは肺をいたわることと、乾燥させないこと。肺が弱ると、呼吸が浅くなりがちなので、深呼吸を習慣にして、肺をはじめとした呼吸器系をサポートしましょう。散歩や軽いランニングなどで心肺機能を高めることもおすすめです。乾燥から体を守るためには、加湿器を使うことも有効。食材からもうるおいを上手に補いましょう。

肺の働きを助けるツボ

肺の経絡の流れが悪くなると呼吸器官に影響が出て、のどや鼻にも不調が生じやすくなります。まずは肺の経絡にのる3つのツボのケアがおすすめ。「列欠(れっけつ)」は、肺の経絡の流れをよくするとともに、肺の働きを高めるツボ。「太淵(たいえん)」は、肺の余分な熱を冷まし、咳を鎮めます。「魚際(ぎょさい)」は、のどの痛みに効果的。どれも押しやすい場所にあるので、押すクセをつけてトラブルを防ぎましょう。

「列欠」「太淵」「魚際」を押す

≪位置≫
列欠:手のひら側の手首のシワから、親指幅1本半分程度ひじ寄り。
太淵:手のひら側の手首のシワの上。親指側の端のくぼみで触れると脈打つところ。
魚際:親指の付け根のふくらんだ部分で、手のひらと甲の境目あたりの少し凹んだところ。

≪方法≫
反対の手の指の腹で押す。(太淵は少し軽めに)


乾燥トラブルに効くツボは内くるぶし付近に集中

皮膚、口、目、鼻の粘膜などがカサカサ、パサパサ。こういった全身におよぶ乾燥の状態は「ドライシンドローム(乾燥症候群)」とも呼ばれますが、うるおいが不足する秋に起こりやすくなります。「うるおい不足なら、水をたくさん飲めばいい」と思うかもしれませんが、それだけでは解決できません。大事なのは、適切な量の水分を留め、巡らせる力。その力がないと補っても出て行ってしまう。あるいは余分な量まで停滞させてしまいます。このような水分の調節は「腎(じん)」の役目。そのため腎の経絡上のツボ「太渓(たいけい)」「水泉(すいせん)」「照海(しょうかい)」の刺激が有効です。乾燥は肺の弱りで起こりやすくなりますが、改善には腎の働きを促すことも必要です。

「太渓(たいけい)」「水泉(すいせん)」「照海(しょうかい)」を押す

≪位置≫
太渓:内くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみ
水泉:太渓から親指幅1本分程度下がったところ。照海と同じ高さ
照海:内くるぶしのすぐ下の凹んだところ

≪方法≫
親指の腹で押す。親指以外の4本指で一帯をさするのも◎。肌が乾燥しているので、クリームをつけて行うと良い。


【プラスの養生】トロトロの白きくらげで肌ぶるぶる

うるおいの補給には、白い食べ物が有効です。その代表でもある白きくらげは、美肌をつくる食材として知られています。スープに入れたり、トロトロに煮込み、梨など旬のフルーツを添えるのもおすすめです。


健美鍼灸院
■所在地
〒104-0061
東京都中央区銀座7-10-10 7F
■TEL
03-3571-4189
メールはこちらから

アクセスマップ

↑ PAGE TOP