よくある質問
不妊・鍼灸について分からない事があれば、まずは以下のQ&Aをご確認下さい。解決しない時は、お電話・メールでお気軽にお問い合わせ下さい。
- Q 鍼は初めてですが、痛くありませんか?
- この問題は、初めて受けたいとする方からの共通の質問です。
現代の技術によって、ハリの直径を最小限度に抑えられていますので、刺鍼による痛みは殆ど気になりません。 当院では、エチレンオキサイドガス滅菌済みの使い捨ての特に痛みを感じない鍼(直径0.12mm)を使用しておりますので、初めての方でも眠ってしまうぐらい、気持ちがいい鍼施術をしております。 - Q お灸は、した事がないのですが、痕が残りませんか?
- 当院では温灸を使用しております。より鍼の効果を出す為に、自宅でできないお灸をしております。高級もぐさをその場で、米粒の三分の一の大きさにひねって、灸点紙を敷いてポイントのところのみ、お灸しております。痕が残りませんご安心ください。
- Q 台湾式漢方へそ灸は、熱いですか?
- 漢方へそ灸は、温灸なので、あまり熱くありません。漢方を使っておへそに温灸をする事です。とても気持ちがよくて、殆どの方が寝てしまいます。
- Q なぜ漢方臍灸が不妊に有効ですか?
- 台湾式漢方へそ灸とは、身体の中心であるへそにいぶし、へそから体内にエネルギーを取り込むことでホルモンの分泌を刺激します。
一般的に年齢と共にホルモンの分泌が減少する事により、老化、不妊や更年期障害などが起こります。鍼灸と台湾式漢方へそ灸の施術で、冷えを改善し、血流を良くし、ホルモンの分泌を増加(40代でも)させ、卵の質をあげさせ、子宮内膜の厚みと子宮内膜の血流を増加させ、妊娠しやすい体に持って行き、妊娠に結び付けます。
台湾式漢方へそ灸は、おへその表皮は非常に薄く、また、周りには毛細血管が張り巡らされているため、体内へのエネルギーを取り入れ、体内に巡りやすいのが特徴です。詳しくはこちら - Q 女性の先生を希望しますが、可能ですか?
- 当院では女性院長がすべて施術しますのでご安心ください!常にお体の変化を把握しながら、体調に合わせてツボを選択し直し、一番ふさわしいツボを選んで施術しております。
- Q どんな服装で行った方がいいですか?
- 当院では、着替えを用意しておりますので、どんな服装でも大丈夫です。
- Q どんなペースで通ったらいいでしょうか?
- 基本的に週一でいいと思いますが採卵、移植などのタイミングに併せて良い結果に繋がるよう相談してあと1回位増やす場合もあります。
- Q 何回ぐらいで、効果がわかりますか?
- 体質、年齢、元々の体の状態などによって、異なりますが、ぎっくり腰、生理痛でしたら、一回でも治ってしまう場合もあります。不妊の場合は、一般的にに2、3ヶ月から半年ぐらいで、効果を実感されると思います。
- Q 鍼灸は、不妊にも効きますか?
- はい、不妊に効きます。
鍼灸によって、不妊に関係ある「肝」・「脾」・「腎」のバランスを整え、気血の流れが良くなり、冷え体質の改善や身体の本来の機能を正常な状態に戻す事で妊娠に導きます。
最近の研究データでは、鍼灸を通して、自律神経の改善により、明らかに子宮内膜の厚さ・形状が改善し、妊娠着床に至った数々の方が多くいるとの事です。 また遠赤外線、鍼灸施術により胚の質が向上されたとの報告もあります。
そしてまた鍼灸によって瘀血が改善され、卵巣の血流も改善され、いい卵子が出されるという事になります。
早めから鍼灸を受けて、妊娠しやすい体づくりをする事や採卵、移植のタイミングに特に鍼灸を併合する事が、早く妊娠に結びつける近道だと思います。 - Q 生理周期のどのタイミングで通ったら、いいですか?
- 初診の場合、生理周期の何日目でも大丈夫です。お見えになってから、体調に合わせて次回のベストタイミングを案内致します。
- Q 生理中や風邪を引いた時に、鍼灸しても大丈夫ですか?
- はい、大丈夫です。 鍼灸は生理の整えや風邪の初期などの時にも役に立ちます。特に移植後や妊婦さんが薬を飲めない場合、鍼灸で治しています。
- Q 転勤族なのですが、病院の選び方を教えてもらえますか?
- いくつかの有名な病院の特徴についてアドバイスさせていただきます。
一般的な《チェックポイント》
●体外受精を専門的に行っているクリニックなのかどうか
●専任の胚培養士が在籍しているか
●そのクリニックの規模は
●不妊治療に特化した技術や、スタッフは在籍しているか
●クリニック内の設備は充実しているか
などを、まずはクリニックのホームページ等で確認してみると良いですよ。 - Q 病院に通っていますが、鍼灸と平行しても大丈夫ですか?
- はい、鍼灸によって、体質改善、卵の質の向上、子宮内膜厚みと血流が良くなるため、成功率がアップします。
- Q 基礎体温が二相にならないのですが、改善になりますか?
- 全てではないのですが、改善されている例があります。
東洋医学(中医学)では、ホルモンのバランスをつかさどる「腎」の働きが低下していたり、体のエネルギーである「気」や体に栄養や潤いを与える「血」の流れが滞ったりしていることが考えられますので、 鍼灸で腎、気、血のコントロールできれば、改善されると思われます。 - Q 排卵までが長く高温期が短いのですが、この場合にも効きますか?
- 高温期が短い場合、黄体ホルモンの働きが低下して受精卵が着床しにくい状態になっている可能性があります。低温期が長い場合、卵胞(卵子のもと)が充分に成長できなかった可能性があります。
東洋医学では、体のエネルギーが不足した「気虚」や、「腎」の働きが低下した「腎虚」の状態によるものと考えます。
鍼灸施術によって気、腎を補うため高温期が伸びるケースがよく見られます。 - Q 冷え性ですが、鍼灸で改善できますか?
- はい、改善できます。
特に鍼灸と当院の漢方へそ灸の施術は冷え性の改善を得意としています。
特に体の「冷え」は妊娠にも大きく影響してきます。冷え性を改善するためには、鍼灸と当院の漢方ヘソ灸の施術で、内面より冷え改善されます。 - Q 生理痛が酷いのですが、鍼灸で緩和できますか?
- 生理痛も鍼灸施術の得意分野です。
酷い生理痛は、子宮内膜しょうや子宮線筋腫などを伴う事が良くみられていますが、ただのPMSのケースもあります。
女性では毎月一回の生理は、身体の生理現象であり、本来ならば、苦痛が無いのですが、 中医学では、生理痛がストレスや冷え性などの原因によって、経絡の流れ(血流)が滞っている状態と考えられています。つまり「瘀血」です。即ち中医学の「不通則痛」血流の流れが滞っているから、痛みが生じます。 鍼灸と特に冷え性に効果的な「漢方へそ灸」の施術によって、冷えと瘀血を改善し、生理痛も緩和できます。 生理痛は、出来るだけ生理の周期に合わせて、早めにケアした方が治りが早いと思います。 - Q 生理不順ですが、鍼灸でよくなりますか?
- はい、定期的に鍼灸を受けると、周期を整えるケースが多くあります。
生理不順は、東洋医学では、「肝」と関係があると考え、精神的ストレス→卵巣機能低下→月経異常、生理不順(早まったり、遅れたりする)→無排卵→不妊、イライラ、乳房の張り、痛み、流産、などを来します。鍼灸によって肝の働きを整え、生理不順も改善。 - Q 子宮筋腫にも、鍼灸で改善できますか?
- はい、鍼灸によって、冷えの改善と血流を良くし、子宮筋腫は、ある程度の縮小と大きさのキープができます。
ストレスによって肝気(働き)がうつから滞っている状態になり、瘀血(血が滞っていて、ドロドロとした血)が生じます。子宮内膜のトラブルや子宮筋腫などは東洋医学の瘀血にあたります。
また冷え性にも血流が悪くなり、瘀血の原因の一つです。
瘀血があるのも不妊を来します。 - Q 卵の質を上げるのに、鍼灸はいいですか?
- 最近の研究データでは、遠赤外線、鍼灸施術により胚の質が向上されたとの報告もあります。鍼灸によって瘀血が改善され、卵巣の血流も改善され、卵の質もアップされますので、いい卵子が出されるという事です。
- Q 移植する予定ですが、どのタイミングで鍼灸を受けた方が着床率アップ?
- 当院の鍼灸と漢方へそ灸の施術による体外受精サポートで、着床率2~3倍アップする実績があります。
その鍼灸を受けるタイミングですが、普段の体質改善は勿論必須ですが、特に移植前後の鍼灸施術のタイミングは最も重要です。
移植前、当日、移植後の24時間から48時間の間に何回かの鍼灸施術が最も重要です。
子宮内膜血流を良くしてふかふかの状態をキープする事がとても大事です。
順調に育って行く為、しばらくの間鍼灸を続けられた方の流産率が確実に減っています。 - Q AMHが低いのですが、鍼灸で増えたりしますか?
- AMHは、抗ミュラー管ホルモンの略です。その値は、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか、つまり卵巣の予備能がどれほどかを反映すると考えてられています。
通常では、この値は上がる事が殆どないと言われていますが、当院の鍼灸に通われている方の中では、三分の一の方がAMHの値が上がっています。
40台の方でもAMHが前回より2倍以上上がっているケースもあります。
AMHが低い方では、中医学から見ると殆どの方が冷え性と瘀血(血流が悪い)が現れています。 ですから体質に合わせてツボを選択し、鍼灸施術によって、冷えと瘀血が改善されれば、AMHの値は上がる効果が得られます。 - Q FSHが高いので、鍼灸で下がりますか?
- FSH(卵巣刺激ホルモン)は、生理3~5日に正常値は 3~12(mlU/ml)です。
閉経後は26~120(mlU/ml)です。
卵巣の働きが低下いているとFSHが高くなります。
当院にお見えになられた方の中にでも、FSHが高い方が多く見られます。 定期的に鍼灸施術によって、約80%の方がFSHが下がっています。
なぜ鍼灸でFSHが下がれるか?東洋医学(中医学)の考え方では、腎が生殖機能を司っています。
年に連れて腎の働きが低下して行きますので、腎が弱っていると検査データーのFSHが上がります。
ですから鍼灸で腎を補い、腎が強くなれば、FSHが下ります。 - Q P4が低く移植を中止されたのですが、ホルモンを飲めないので、鍼灸で上がりますか?
- P4は、体温を上げて、妊娠を維持するホルモンです。低いと着床に悪く影響します。
当院では、集中的に鍼灸施術によって、P4のデータが低いところから、基準値以上に上がっていたケースが多くあります。
一つの例をあげさせていただきます。自然周期で移植する予定の方で、排卵確認時、P4の値が1、3で、移植当日に12まで上がらないと移植中止されると言われ、 どうしても今周期に移植したくて、移植までの間、当院の鍼灸と漢方へそを3回受けて、移植当日のP4が見事に19、3まで上がりました。 先生もびっくりされたそうです。
東洋医学では、P4が低いのは腎が弱いと考え、鍼灸施術によって、腎を補い、冷え体質が改善されて、結果としてP4が上がる事に繋がって行ったと思います。 - Q 着床しても、鍼灸を続けた方がいいですか?
- はい、着床しても、しばらく鍼灸を続けられた方がいいです。
体外受精の場合、自然妊娠より流産率が高いです。胎盤が出来上がるのは、4ヶ月かかると言われています。鍼灸により、子宮内膜の血流を良くして、ふかふかの状態をキープする事がとても大事です。 順調に育って行く為、しばらくの間鍼灸を続けられた方の流産率が確実に減っています。