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不妊・妊婦の豆知識

[Vol.182]
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「季節の不調」に効くツボ~春の不調⑦~

目覚めの季節。
新芽の成長のように人ものびのびと

冬の間動きを止めていた動植物が、息を吹き返したかのように動き出す春。
芽吹いた新しい命は高まる陽気に後押しされながら、のびのび成長していきます。人もまた、陽気につられ活発になりますが、高ぶるエネルギーで体がほてったり、ソワソワしたり、イライラしたり。誰もが精神の不安定さを感じるのも春の特徴です。そんな体とこころを安定させるためには、体内で渦巻く余分な熱を逃がすように、体をぐーっと伸ばしましょう。何の妨げのないところを自由に伸びる草木のように、人ものびのびと過ごすことがポイントです。

イライラが続けば目も充血。頭をほぐせば目もすっきり

目の充血も肝のオーバーワークが引き起こす春の不調のひとつです。肝が弱ると気が停滞し、その気に圧迫されるように体のあちこちで張りや詰まり、ほてりが起こってしまいます。それが、目元で生じると充血となって現れるのです。目の疲れからの充血ならば目の周りのツボでケアしますが、ここで刺激するのは頭頂部の「百会」。体の余分な熱を取り去り、気の通りもよくする万能ツボです。後頭部の「風池」は、目元へも続く胆の経絡上にあります。目のトラブルに働くことはもちろん、肝と関係の深い胆のツボなので、肝の働きを助ける効果にもすぐれます。

「百会(ひゃくえ)」を押す

≪位置≫
頭のてっぺん。両耳をつないだラインと体の真ん中が交わるところ。押すとずーんとひびく。

≪方法≫
指先で痛気持ちいい程度に押す。押したまま少し指を軽くゆすったり、トントンと軽くたたくのもおすすめ 。


風池(ふうち)を押す

≪位置≫
耳のうしろの出っ張った骨と髪の生え際を結んだ中間あたり。少しへこんだところ。

≪方法≫
両手を頭に添え、4本の指で頭を支えながら、親指でツボをぐーっと押す。少し首を後ろに反らすと刺激しやすい。


【プラスの養生】余分な熱を取る菊花茶でティータイムを

菊花茶は中国では古くから目にいいお茶として親しまれています。余分な熱も鎮めるので、このケースの目の充血ケアにはぴったり。目の酷使は血を消耗するので、血を補うクコの実を数粒加えるとなおよし。


耳鳴りがしたら耳へと続く道の気の流れをよくしましょう

春の耳鳴りはキーンという高音が特徴です。気は上昇する性質があるため、巡りが悪いと顔周りに停滞しやすくなります。その影響で耳周辺の経絡も詰まって、耳鳴りが起こるのです。
耳の穴の手前に並ぶ「耳門」「聴宮」「聴会」は耳のトラブルによく効くツボ。耳の通りをよくして、聴こえを助けます。「翳風」も併せて押しましょう。
腕のツボは一見、耳とは無縁に思えますが、ここが詰まると耳周りの気が円滑に流れません。というのも、「陽池」「四瀆」がのる経絡は耳門につながっているから。患部以外の詰まりも解くことで、経絡全体の気の流れをよくできるのです。

陽池(ようち)・四瀆(しとく)を押す

≪位置≫
陽池 / 手の甲側。手首中央よりやや小指側の少しくぼんだところ。
四瀆 / 「陽池」とひじ頭を結んだライン上で、ひじ頭から指4本分(人差し指〜小指の4本指の幅)程度手首寄り。

≪方法≫
親指の腹で押す。陽池から四瀆にかけて腕全体をなぞれば、この一帯にある代謝効果のツボがまとめて刺激できる。


耳門(じもん)・聴宮(ちょうきゅう)・聴会(ちょうえ)・翳風(えいふう)を押す

≪位置≫
耳門/聴宮の少し上。
聴宮/耳穴手前の突起の前。口を大きくあけるとくぼむ。
聴会/聴宮の少し下。
翳風/耳の付け根にあるくぼみ。耳たぶで隠れているところ。

≪方法≫
人差し指の腹で軽く押す。各ツボを長押ししたり、軽くさするのも◎。


【プラスの養生】耳の健康に効く中国に伝わる「鳴天鼓(めいてんこ)」

次の手順でお試しを。
① 手のひらで耳穴をふさぎつつ、指先は後頭部に添える
② 中指の上に人差し指をのせ、のせた人差し指を中指にこすりながら元の位置へ近づけながらポンっと弾いて後頭部をたたく。
③ ①と②を30回繰り返す


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