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不妊・妊婦の豆知識

[Vol.181]
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「季節の不調」に効くツボ~春の不調⑤⑥~

目覚めの季節。
新芽の成長のように人ものびのびと

冬の間動きを止めていた動植物が、息を吹き返したかのように動き出す春。
芽吹いた新しい命は高まる陽気に後押しされながら、のびのび成長していきます。人もまた、陽気につられ活発になりますが、高ぶるエネルギーで体がほてったり、ソワソワしたり、イライラしたり。誰もが精神の不安定さを感じるのも春の特徴です。そんな体とこころを安定させるためには、体内で渦巻く余分な熱を逃がすように、体をぐーっと伸ばしましょう。何の妨げのないところを自由に伸びる草木のように、人ものびのびと過ごすことがポイントです。

手を軽くもんでみてください。こころのざわつき、すっと収まります

「わーっ」と叫びたくなったかと思えば、突然ひどく落ち込んでしまう。そんなふうに感情のコントロールができなくなってしまうことがあります。だからといってそんな自分を責めないでください。だってそれはすべて「春のせい」ですから。肝(かん)には感情をつかさどる役目がありますが、春の陽気はその働きを疲れさせてしまいます。そのため、情緒不安定になるのです。手首には「神門(しんもん)」を筆頭に精神安定に働くツボがずらり。手のひらの「労宮(ろうきゅう)」もまた、こころに効くツボ。春を過ぎれば感情は落ち着きます。これらのツボを押して乗り切りましょう。

「神門(しんもん)」「陰郄(いんげき)」「通里(つうり)」「霊道(れいどう)」をもむ

≪位置≫
[神門]手のひら側の手首のシワの上。小指側の腱の内側(親指寄り)のくぼみ。
[陰郄]神門 より小指幅1本分程度ひじ寄り。
[通里]陰郄 より小指幅1本分程度ひじ寄り。
[霊道]通里 より小指幅1本分程度ひじ寄り。

≪方法≫
親指の腹でツボが連なるところを軽くもむ。人差し指と中指の腹でさすってもいいい。


「労宮(ろうきゅう)」を押す

≪位置≫
こぶしを握ったとき、人差し指の先端と中指の先端が当たったところの間。中指と薬指の間という説もある。気持ちいいほうを選ぶ。

≪方法≫
親指の腹で押す。「数秒ぐーっと押してパッと離す」を繰り返すのもおすすめ。次第に呼吸も深くなり精神が落ち着く。


【プラスの養生】春野菜の苦みや香りが心身を助ける

ふきのとうや菜の花、うどなど独特の苦みを持つ春の野菜や山菜には、体の余分な熱を取り、さらにこころを安定させる効果も。「春の皿には苦みを盛れ」という養生の言葉もあります。旬の苦みを味わい体とこころを整えましょう。


上り過ぎた熱が春の頭痛を招きます。手元のツボで気を巡らせる

春の頭痛に効くのは気の巡りに働くツボ。なぜなら、このケースの頭痛は停滞した気が熱を帯びて痛みが生じているからです。その発端となるのがストレスですが、激しい気温の変化も体にとっては大きなストレス。特に春から夏に向かう時季に急激に暑くなると、その変化についていけない体はストレスを覚えます。すると肝(かん)が弱り、気の巡りが悪くなるのです。さらに、滞った気は熱を帯び上昇。頭にこもり痛みを引き起こします。「郄門(げきもん)」「間使(かんし)」「内関(ないかん)」「合谷(ごうこく)」は、気の巡りを調整し精神も安定させるツボ。また、内関や合谷には鎮痛効果も。押すことを習慣にすれば予防にもなります。

「郄門(げきもん)」「間使(かんし)」「内関(ないかん)」を押す

≪位置≫
[郄門] 手首内側の曲げシワの中央と、ひじの曲げシワ中央を結んだラインの中間から親指幅1本分程度手首寄り。
[間使] 手首内側の曲げシワの中央から指幅4本分程度ひじ寄り。
[内関] 間使より指幅1本分程度手首寄り。

≪方法≫
3つのツボとも腱と腱の間にある。手首からひじに向かって、腱の間を小刻みに押し進めると自然とツボを刺激できる。


「合谷(ごうこく)」を押す

≪位置≫
親指と人差し指の骨が交わる少し手前のくぼみで、人差し指側の骨のキワ。押すとひびく。

≪方法≫
人差し指の骨のキワに親指を軽くもぐりこませるイメージで押す。軽く親指をゆすって、痛気持ちいい程度にもみほぐすのもおすすめ。


【プラスの養生】ミントガムで余分な熱をクールダウン

ミントガムは気の巡りをよくし、体の余分な熱を取ってくれます。頭痛が起こりがちな人は、是非携帯を。また、熱がこもると口が渇きがちですが、ガムは唾液の分泌を促すので、口のうるおいケアにも効果的です。


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