不妊・妊婦の豆知識
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腰痛は肩こりと並んで多いお悩みです。
重労働、姿勢の悪さ、筋力の低下、また冷えが誘発するケースも。
まずは腰痛全般に効く3つの基本のツボを刺激。さらに、痛みを感じる部位に対応するツボでケアしましょう。
痛みをやわらげる《基本の3ツボ》
ウエストラインに並ぶ「腎愈(じんゆ)」「命門(めいもん)」「志室(ししつ)」は腰痛治療に常用するツボです。ここ一帯は、腰が痛いときに無意識でトントンたたいたり、さすったりする場所ですが、ツボを意識して刺激してみましょう。ここをケアするだけでも、痛みがだいぶやわらいでラクになります。
「腎愈」「命門」「志室」をもむ
≪位置≫
腎愈/命門より指幅2本分程度外側の左右
命門/背中にあり、おへそのちょうど裏側
志室/命門より指幅4本分程度外側の左右
≪方法≫
背中のツボをピンポイントに押すのは難しいので、ここ一帯をもんだり、さすったり、トントンたたく。カイロを貼るのも有効です。
ぎっくり腰には腰腿点が効く
手の甲にある「腰腿点(ようたいてん)」はぎっくり腰など急性の痛みに効くツボ。人差し指と中指の間、薬指と小指の間を、それぞれ手首方向にたどっておき、骨同士が交わる少し手前にあります。
いざという時は、痛気持ちよくひびく方を強めにぐーっと押しましょう。