不妊・妊婦の豆知識
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パソコンやスマホを見る際に前かがみになっていませんか>
首を前に突き出したようなその姿勢は、首の筋肉に負担をかけ、首周りの張り感や痛みを招いてしまいます。また、首は自律神経とも深く関わるので、こりがひどいとメンタルやあらゆる不調に影響。
ツボを意識しながら早めにケアをしましょう。
首の上部がこる
頭と首の境目がずんと痛い、だるい。そんな時は、後頭部にある3つのツボ「完骨」「風池」「天柱」を刺激。痛むところにダイレクトにアプローチし、どんとのしかかるような不快感を払いましょう。
頭がすっと軽くなり、すっきりします。
「完骨」「天柱」「風池」を押す
≪位置≫
完骨/耳の後ろの少し飛び出した骨の下端のくぼみ
風池/耳の後ろの出っ張った骨と髪の生え際を結んだ中間あたり。少しへこんだところ
天柱/風池から指2本分程度下がるとぶるかるところ。首の骨の両端
≪方法≫
両手を頭に添え、親指でツボを軽く押す・首を少し前後に傾けながら、ずーんと響く気持ちよい場所を見つけて、ぐぅーっと押す。
首の横側がこる
耳の下から鎖骨へと伸びる太い筋肉(胸鎖乳突筋)がこると、二重あごにもなりやすくなります。
腕の「手三里」は首側面に続く大腸の経絡状にあるツボ。気血が溜まりやすいここを刺激することで経絡全体の流れを改善し、首にもアプローチ。
「手三里」を押す
≪位置≫
ひじを曲げてできるシワの外側先端から指幅3本分程度指寄りのところ。
≪方法≫
腕を外側からつかむようにして、親指をツボに当てる。指の腹で痛気持ちいい強さで押す。
首のつけ根がこる
首のつけ根部分は、うつむき姿勢が続くとこりやすい場所。後頭部の首の下部にある「百労」をほぐし、首周辺の血流を良くしましょう。ここのこりを放っておくと、肩こりはもちろん、目や頭の痛みなどにもつながってしまうので、こまめにケアを。
「百労」を押す
≪位置≫
首を前に倒したときに飛び出る骨の下(大椎)より指幅3本分上のところで、首の骨の両端。
≪方法≫
左右のツボに中指の腹を添え、ぐーっと押す。首を前に傾けると刺激しやすい。