体外受精
[Vol.136] <<<次の記事 前の記事>>> バックナンバーはこちら |
ママになった妊活卒業生が語る。20代30代40代みんなの不妊治療
多くの赤ちゃんが体外受精で誕生。けっして珍しい治療ではありません
「体外受精」というと遠い世界の話のように感じるかもしれません。
ですが、実は2017年には、日本で生まれた赤ちゃんの約16人に1人が体外受精・顕微授精などの
高度な生殖医療で誕生しているという、もはや特別な治療ではなくなっているのです。
とはいえ、薬(排卵誘発剤など)をたくさん使ったり、麻酔をして採卵したりするのですから、
それまでの治療よりも体への負担が大きく、通院回数が増えるので時間もかかります。
また、注射代や薬代なども含めて全額自費のため、治療費は高額に。
こうした点もふまえて、できるだけ少ない治療回数で妊娠できるように、
体外受精の病院選びは慎重にしたいものです。
体外受精は「原因究明&検査」という視点も大事
体外受精は、「精子と卵子が出会って受精し、受精卵が成長して子宮に着床する」という、
妊娠のプロセスに問題がないかどうかを見る検査の側面もあります。
受精したかどうかは、それまで行ってきた検査では確かめるのが困難ですが、
それがわかるのが体外受精なのです。
また、1回トライして妊娠しなかった場合、どこに問題があるのか探ることができます。
たとえば、「受精卵の質がよくなかった」「着床に問題があった」など。
すると、その点に注力して、次の治療を進めることができます。
このようなことも考えて病院を選ぶことが大切。説明がないまま、
同じ治療を何度もくり返す場合は考えものです。
[参考文献]
主婦の友生活シリーズ 赤ちゃんが欲しい クリニックガイド 2021
主婦の友生活シリーズ 赤ちゃんが欲しい クリニックガイド 2021
健美鍼灸院
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