不妊・妊婦の豆知識
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自分なりに体をあたためてはいるけれど、でもやっぱりいつも冷えてる(泣)。
もしかしたら「あたため方」がまちがっていたのかもしれません。大変!
自分の冷えのタイプを知れば、確実に血流がアップして、授かり体質になれるんです♪
冷え症克服!大作戦
自分に合った冷え改善法を行っていきましょう!
冷えると血流が低下。血流が低下すると妊娠力が下がる!
冷えと妊娠は切っても切れない関係です。私たちの体は、冷えると血流が悪くなるのですが、妊娠しにくい大きな理由が、血流が悪いことにあります。
特に下腹部の血流が悪くなると子宮や卵巣の機能が低下し、ホルモンの分泌が鈍くなったり、卵胞がつくられにくくなったり、着床しにくくなったりと、妊娠に悪影響です。
また、血流が悪くなることで、月経痛などの不快な症状が出やすくなります。妊娠しやすい体づくりには、冷えを改善し、血流をよくすることが欠かせないのです。
そもそも「冷え」とは、何でしょうか?人間は体温(熱)がなければ生きていけないのですが、冷えとは、さまざまな原因により体の熱がとられ、それを不快に感じている状態をいいます。
体温を維持するには、
1・熱をつくる
2・熱を運ぶ
3・余った熱を逃がす
の3つの過程があります。この過程のどこがうまくいかなくても体の中で熱が不足し、冷えを感じることになります。冷える原因は、人によって違います。たとえば、筋肉が足りない人は熱を十分につくることができずに冷えますし、皮膚表面の血行がよすぎると熱が逃げすぎてしまい冷えている場合もあるのです。ですから、やみくもにあたためるだけでは冷えは改善できません。自分に合った方法で改善することがたいせつです。
実は、冷えは体質ではなく、生活習慣によって、自分でつくり出している場合がほとんどです。ですから、自分の冷えの原因を突き止めて、それをとり除いていくことで改善ができます。下のチェックテストで自分の冷えタイプを知って、“授かり体質”になるためのアプローチをしてみてください。
この3つの過程で体の深部の体温が37度前後に保たれているのが健康な状態。
どこかがくずれると体から熱が奪われ、血流が悪くなり、妊娠力が低下してしまいます。
赤ちゃんが欲しい2019冬(主婦の友生活シリーズ)