不妊・妊婦の豆知識
[Vol.98] <<<次の記事 前の記事>>> バックナンバーはこちら |
「冷え対策はポイント制」なので、毎日まんべんなく実践&積み重ねることが冷えの改善には大切です。 今回と次回にわたって、ふだんの生活で出来る冷えとり対策をいくつかご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。 ベビ待ち中は筋肉をつけて筋肉のない体は冷えています。 筋肉は熱を生み出すので、冷えの改善につながります。 体温の4割くらいは筋肉でつくられているので、適度な筋肉をつけて発熱ボディを手に入れましょう。 すき間時間にできるエクササイズが便利 オフィスのトイレや休憩中など、すき間時間にできるエクササイズでコツコツ筋肉を育てて。 もも上げやつま先立ちは場所も取らず簡単にできるのでオススメ。 体力は筋肉の量に比例するので、筋肉を鍛えると、ここぞというときの頑張りがきく体になることができます。 下半身をメインに鍛えましょう 「筋肉をつけるってどうやって?」と思っている方、まずは下半身の筋肉を鍛えましょう。 下半身の筋肉は大きいので、鍛えるとそれだけたくさんの熱が生まれ、あたため効果がアップします。筋肉がつくと体温が上がり、血流がいい体になり、子宮・卵巣を含む内臓の働きも良くなります。 湯舟につかって血行促進全身があたたまり、汗で体内の余分な水分を排泄できるお風呂は効果的かつ簡単な冷えとり法。 シャワーだけで済ませず、体をしっかりあたためて血流をよくしましょう。 お湯の温度は「顔にプツプツと汗をかくくらい」の熱めが効果的です。顔の汗は体温が1度あがったサインです。湯舟に3分入り、出て3分で体を洗い、また3分湯舟に入る「3・3・3入浴法」も、短時間でたくさん汗をかけるのでオススメです。 腹巻は24時間冬場に腹巻を愛用している方も多いと思いますが、エアコン、冷たい飲み物などで内臓が冷えているときもぜひ着用してください。家にいるときだけでなく、外出時も24時間つけるのがキホン。 秋や初冬のことは、薄手の布地や付け心地がサラリとしいているシルク素材がオススメ。薄手のものであれば外出時もあまり洋服に響きません。1枚余分に着ているだけであたたかく感じ、全身の血流もよくなります。 しっかり空調が入っているオフィスでは、足元も冷えますよね。そんなときは、ペットボトルにお湯を入れた簡易湯たんぽをデスクの下においておくと便利です。お腹だけでなく、典型的な冷え性の症状でもある「足の冷え」の対策もお忘れなく。 [参考文献] Pre-mo Baby-mo 特別編集 「赤ちゃんが欲しい」2017 Autumn |