不妊・妊婦の豆知識
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「体は自分が食べたものでできている」と言われるように、元気な子供を産み、育てるために、妊娠前から健康的な食事を摂る事はとても大切です。 今回は、妊活における、食事のポイントについてお伝えします。 妊活中の食事は、この3つがポイント妊娠力は料理力!自炊して食事の内容を改善しましょう真剣に妊活に取り組みたい というのであれば、できれば自炊の機会を増やしていけると良いですね。ある医療機関の調査によると、自炊が中心の人と外食や中食(惣菜やコンビニ弁当などの調理済食品を自宅で食べること)が多い人を比べた場合、明らかに後者の方が栄養状態が良くないようです。自分で食材を買って調理する人は、自然に食への感心も高く、栄養価が高く新鮮な旬の食材を食べる機会も多いのではないかと思います。 妊娠力=料理力 と考え、1日1食でもさまざまな食材を取り入れた手料理で、必要な栄養をしっかり摂っていけると良いですね。 ビタミンD不足が不妊の原因だった?妊娠するために欠かせない栄養素はたくさんありますが、中でも大切なのは、「タンパク質」「ビタミンB群」「亜鉛」「鉄分」です。これに加え最近では「ビタミンD」も注目されており、このビタミンが不足している人はAMH(抗ミュラー管ホルモン)が低い傾向があります。これが多い人は体外受精の妊娠率が良い という報告もあるようです。 着床のメカニズムや免疫系にも関係していると言われています。 ほかに体の酸化を防ぐ抗酸化物質や、DHAやEPAなどオメガ3系の脂肪酸が含まれる良質な油を摂ることも重要です。 [参考文献] Jineko 2016summer |