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不妊・妊婦の豆知識

[Vol.32]
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タイプ別 妊娠力アップの薬膳
タイプ別おすすめの食材をバランス良く組み合わせて、食材の効能が効率良く働くように考えた薬膳です。
冷えを解消、妊娠力をアップ、疲労回復、美肌づくり、不調の改善などに!
ゆでねぎのおひたし

【材料(2人分)】
長ネギ・・・・・・・・ 1本
すり黒ゴマ・・・・・・ 100g
しょうゆ・・・・・・・ 小さじ2

【作り方】
1・長ねぎを適当な大きさに切り、熱湯に入れて1分ほどゆで、とり出して冷ます。
2・1を1cmほどの長さに切り、ごま、しょうゆをかけてまぜる。好みで削り節をかける。

いかとしめじののりあえ

【材料(2~4人分)】

いか(刺身用)・・・・・・・・・・ 1ぱい分
しめじ・・・・・・・・・・・・・・ 1/2パック
のし(前径)・・・・・・・・・・・ 1枚
[A]
 酢・・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1/2
 塩・・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1/4
 ごま油・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1
 しょうがのしぼり汁・・・・・・・ 少々

【作り方】
1・しめじはほぐして熱湯でさっとゆで、ざるにとって冷ます。
 のりは手でちぎってこまかくする。
2・ボウルにいかと1を合わせ、Aを加えてよくまぜる。

キャベツときゅうりのさんしょう漬け
【材料(2人分)】
キャベツ・・・・・・・・・・・・ 200g(1/5~1/4個)
きゅうり・・・・・・・・・・・・ 5cm角1枚(または中華スープのもと少々)
塩・・・・・・・・・・・・・・・ 約大さじ4(40g)
[漬け汁]
 米酢・・・・・・・・・・・・・ 大さじ2
 みりん・・・・・・・・・・・・  大さじ2
 しょうゆ・・・・・・・・・・・ 大さじ1
 水・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ2
 こぶ・・・・・・・・・・・・・ 2cm
 ローリエ・・・・・・・・・・・ 2枚
 赤唐辛子(輪切り)・・・・・・ 2~3本
粉ざんしょう・・・・・・・・・・ 適量
ごま油・・・・・・・・・・・・・ 小さじ2

【作り方】
1・漬け汁を作る。Aをなべに入れて火をかけ、沸騰したら弱火で1分煮て火を止め、あら熱がとれるまでおく。
2・キャベツは一口大にちぎり、塩少々を振る。きゅうりは4cm長さに切って、すりこ木でたたいて軽くつぶし、塩少々振る。
3・1をビニールに入れ、粉ざんしょう、ごま油を加える。2の野菜の水けをしぼって加え、空気を抜くようにして口を閉じ、冷蔵庫へ入れる。1時間ほど漬ければ食べられる。
※ 2日以降になると味がなじんでさらに美味。大根、かぶ、うりなどでも。
《素材コラム》・・・きゅうり
体の熱をしずめて、のどの渇きをうるおす、薬膳では代表的な夏の野菜。水分代謝を促し、利尿効果が高いため、むくみ改善や解毒にも使われます。体を冷やす食材なので、冷え性の強い方は、スープやいため物など火を通しても。


金針菜ときくらげのいため煮

【材料(2人分)】
金針菜(乾燥)またはひじき・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10g
干ししいたけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 中2個
きくらげ(乾燥)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3g
えのきだけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50g
すり白ゴマ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1強
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1/2
[A]
 酒、みりん、しょうゆ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 各大さじ1/2
 塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  約2つまみ

【作り方】
1・金針菜はさっと洗って、かぶる程度の水(約1/2カップ)に20分ほどひたしてもどす(もどし汁はとっておく)。つけ根のかたい部分を切り落とし、3等分に切る。ひじきの場合も同様に水でもどす。もどし汁はとっておく。
2・干ししいたけはかぶる程度の水(約1/2カップ)を注いで20分ほどひたしてもどす(もどし汁はとっておく)。石づきの部分を切り落として、細切りにする。
3・きくらげは洗って、たっぷりの水に20分ほどひたしてもどす(もどし汁は捨てる)。かたい部分を切り落として5mm幅に切る。えのきだけはこまかくほぐす。
4・なべにごま油を熱し、金針菜ときくらげを中火で軽くいため、続けてえのき、干ししいたけも加えていためる。 5・しんなりしてきたら、1と2のもどし汁とAを加え、3~4分弱火で煮る。水分がほぼなくなったら、ごまを加えてまぜる。

《素材コラム》・・・金針菜
ユリ科のホンカンゾウのつぼみを乾燥させたもの。血液をきれいにして補い、また「湿熱」といわれる体内にこもった毒素を排出する力にすぐれています。別名「忘憂草」ともいわれ、精神安定効果もあります。中華食材店やインターネットの通信販売で購入可能。


じゃことキャベツのコールスロー

【材料(2人分)】
キャベツ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 150g(約1/6個)
青じそ ・・・・・・・・・・・・・・・・・  7枚
しらす干し・・・・・・・・・・・・・・  15g(約大さじ3)
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  小さじ1/6
すり白ゴマ・・・・・・・・・・・  適量
ごま油・・・・・・・・・・・・・・・・・  大さじ1/2

【作り方】
1・キャベツはせん切りにして、塩を振って軽くまぜる。5分ほどおいたらざるに上げて、水けをしぼる。青じそは2枚を残しせん切りにする。
2・しらす干しはアルミホイルにのせて、オーブントースターで2~3分あぶり、香りが立ったらとり出して、ホイルごと手でもんでこまかくする。
3・1、2をボウルに入れ、ごまとごま油を加えて混ぜ合わせる。器にしそを添えて盛りつける。
《素材コラム》・・・キャベツ
キャベツに含まれるビタミンUは胃の粘膜を保護し、胃腸薬の成分として使われています。中国でも昔から胃腸を丈夫にする食材とされ、生キャベツのしぼり汁は胃潰瘍の傷みを緩和する薬膳ジュースの一つです。


よもぎの香り炊き込みごはん

【材料(2~3人分)】
米・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1.5合(270ml)
干ししいたけ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 中3個
にんじん・・・・・・・・・・・ 1/2本
豚ひき肉・・・・・・・・・・・ 60g
よもぎの粉末・・・・・・・・・  大さじ1
しょうが(みじん切り)・・・・  1片
サラダ油・・・・・・・・・・・ 小さじ2
塩・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1/4
酒、しょうゆ・・・・・・・・・  各大さじ2 

【作り方】
1・米は洗ってざるに上げておく。干ししいたけは、ひたひたの水にひたしてもどす。
2・にんじんは皮をむいてみじん切り、もどした干ししいたけは半分に切って薄切りにする。もどし汁は水と合わせて1.5カップ(300ml)にする。
3・フライパンにサラダ油、しょうがを入れて弱火にかけ、香りが立ったらひき肉を入れてほぐしながらいためる。にんじん、しいたけも加えていため、しんなりしたら塩、酒、しょうゆで味をつけ、火を止めて冷ます。
4・炊飯器に米を入れ、しいたけのもどし汁と水を合わせたものを注ぎ、3とよもぎを加えてまぜ合わせ、普通に炊飯する。炊き上がったら全体を底からまぜる。

《素材コラム》・・・よもぎ
血を巡らせ、月経不順の生薬としても使われ、子宮をあたためる効果もあります。旬の春先に生をつんで使えば、香りもパワーも高いですが、通年手軽に使うなら、よもぎ粉でもOK。和菓子のよもぎもちの材料として、スーパーで購入可能です。


しょうがごはん

【材料(3~4人分)】
米・・・・・・・・・・・・・・・ 2合(360ml)
しょうが・・・・・・・・・・・・ 60g
油揚げ・・・・・・・・・・・・・ 1枚
こぶ・・・・・・・・・・・・・・ 5cm角
酒・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1
塩・・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1
薄口しょうゆ・・・・・・・・・・ 小さじ2
すり白ゴマ、もみのり・・・・・・ 各適量

【作り方】
1・こぶは、水2.5カップ(500ml)につけておく。米は洗ってざるに上げる。
2・しょうがは皮をむいてせん切りにし、1cm長さに切る。油揚げは熱湯をかけて油ぬきをして、みじん切りにする。
3・炊飯器に米を入れ、こぶを水ごと入れ、2、酒、塩、しょうゆを加えてまぜ、普通に炊く。
4・炊き上がったら全体をまぜ、器に盛り、ごま、もみのりをのせる。
《素材コラム》・・・しょうが
よく使われる薬効の高い野菜です。胃液の分泌を促して胃腸の働きを活発にし、消化力を高めます。さらに血液循環を促して全身をあたため、発汗させる働きがあるため、体にこもった水分を発散させてくれます。


トマトとしらすの和風ブルスケッタ

【材料(約4人分)】
トマト・・・・・・・・・・・・・・ 小2個
しらす・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ2
にんにく(みじん切り)・・・・・・ 1片
三つ葉・・・・・・・・・・・・・・ 5~6本
フランスパン・・・・・・・・・・・  薄切り8枚
オリーブオイル・・・・・・・・・・  大さじ1
松の実・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ1
塩、こしょう・・・・・・・・・・・ 各少々

【作り方】
1・フランスパンにオリーブ油、にんにく、しらすを入れ、ごく弱火でふつふつする程度に火を通し、にんにくが薄いきつね色になったら火を止める。
2・トマトは1cm角ほどに刻む。三つ葉はこまかく刻む。
3・ボウルに1.、2を入れ、松の実を加えて、塩、こしょうで味をととのえて軽くまぜる。
4・フランスパンを軽くトーストし、上の3を適量ずつのせる。
《食べ方アドバイス》
別盛りにして、食べるときにのせても。フランスパンのほか、クラッカーやトーストでも。おもてなしの前菜にも。


ほうれんそうのカレー&サフランごはん

【材料(2~3人分)】
鶏もも肉・・・・・・・・・・・・ 200g
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・ 1個
にんにく・・・・・・・・・・・・  1片
トマト水煮缶・・・・・・・・・・ 1/2缶(200g)
ほうれんそう・・・・・・・・・・ 1~1.5束
クミンシード・・・・・・・・・・ 小さじ1
ガラムマサラ・・・・・・・・・・ 大さじ1
チリパウダー・・・・・・・・・・ 小さじ1
サラダ油・・・・・・・・・・・・ 大さじ2
塩・・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ1~1.5 

【作り方】
1・鶏肉は1.5cm角に切る。玉ねぎ、にんにくは皮をむいてみじん切りにする。トマトの水煮はこまかく刻む。
2・ほうれんそうはたっぷりの湯でゆでてざるに上げ、適当な大きさに切る。ミキサーに入れ、水100mlを加えてペースト状にすりつぶす。ミキサーがなければ包丁で刻んでもOK。
3・なべにサラダ油、クミンシードとにんにくを弱火にかけ、香りが立ったら玉ねぎを加えて中火でしんなりするまでいため、鶏肉を加えてさらに3~4分いためる。
4・ガラムマサラ、チリパウダー、トマトの水煮、塩を加え、煮立ったら弱火にして7~8分煮込む。2のペーストを加え(刻んだほうれんそうの場合は水100mlを足す)、約3分煮、塩(分量外)で味をととのえる。器に盛り、好みでチリパウダー(分量外)と赤とうがらしをのせる。サフランライスを添える。

【サフランライスの作り方】
1・米2合(360ml)を洗ってざるに上げておく。
2・水2カップ(400ml)にサフラン10本を30分ほどつけておく。
3・炊飯器に1、2を入れて普通に炊飯する。炊き上がったら、刻んだカシューナッツを散らし、イタリアンパセリを添える。

《素材コラム》・・・サフラン
サフランは薬膳では古い血液「瘀血」をとり除く食材。子宮筋腫や卵巣嚢腫、月経痛が激しいなどは瘀血のサイン。スープに加えたり、ごはんに炊き込むのが簡単です。

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