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不妊・妊婦の豆知識

[Vol.83]
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牛赤身肉で妊娠しやすい体に Part1
牛肉は「カロリーが高くて太りそう・・・」と思いがちで、あえて「牛肉」を避けている人も多いのではないでしょうか?
でも実は、牛の「赤身肉」は妊活において、効果的だと言われています。
その理由とポイントを、今回と次回の2回に分けてお伝えします。

不妊症患者さんに多い「低体温症」と「鉄欠乏」

通常、不妊症で通院する方にはまず血液検査を行うのですが、おおよそ2人に1人が「鉄欠乏」という結果が出るそうです。鉄が不足すると、体内に酵素を運ぶヘモグロビンが少なくなるため、必要な酵素を体の隅々まで運ぶことができず、いわゆる「冷え性」を引き起こしてしまいます。

冷え性に関わる鉄は、体内で組織鉄、血清鉄、赤血球、フェリチン(貯蔵鉄)に配分され、さらには尿、汗、便とともに排出されて、女性の場合、月経でも失われてしまいます。鉄が不足すると鉄を貯蔵しているフェリチンから借りるのですが、冷え性の女性はこのフェリチンが不足している「低フェリチン」に陥っているのです。

では、鉄を効果的に摂るにはどうしたらよいのでしょうか。
鉄分は小松菜、プルーンなどの植物性の食品に多い「非ヘム鉄」と、牛赤身肉、レバーなどの動物性の食品に多い「ヘム鉄」に分けられます。植物性の鉄の体内での吸収率が2~3%に対して、動物性の鉄は10~30%。ヘム鉄の方が吸収率が高いことが分かります。
この吸収された鉄が、体内に配分されたり、排出されたりするわけですから、吸収率が良いものを食べた方が効果的というわけです。

また、普段からお茶をたくさん飲んでいる方も多いのではないでしょうか。実はこのお茶の飲みすぎも鉄欠乏の要因の一つ。お茶に含まれるタンニンが非ヘム鉄の吸収を阻害するので、飲みすぎには注意しましょう。

妊娠しやすい体質づくりにたんぱく質も不可欠

妊娠しやすい体質づくりにたんぱく質も不可欠 イメージ写真 低フェリチンとともに、不妊症の方に多いのが、「低たんぱく」。鉄とたんぱく質は、冷え性を治す血流改善に不可欠な栄養素です。それと同時に健康な子宮を維持するための材料でもあるのです。
最近はダイエット意識の高まりで「肉・魚を食べない」「野菜ばかり食べている」という人も多いのですが、栄養療法の立場から言えば、ぜひ改善してほしいですね。

また、脂っぽいから とコレステロールを気にして食事をコントロールしている人もいますが、これも間違い。コレステロールは女性ホルモンの材料になるので、敬遠せずに摂り入れてほしいものです。

「牛赤身肉」には鉄分が豊富に含まれ、動物性のヘム鉄なので鉄の吸収率が高く、毎日食べれば体内のフェリチン「貯蔵鉄」もアップします。

たんぱく質は20種類のアミノ酸から出来ています。食材の中にどれほどバランスよくアミノ酸が含まれているのかを示す指標を「プロテインスコア」をいいますが、牛肉はそのプロテインスコアが高いのも特徴です。
体重50kgの女性の場合、1日に必要なたんぱく質は50~75g。
牛肉100gを調理すると約8gのたんぱく質を摂取できます。

牛赤身肉の優秀ポイント

牛赤身肉の優秀ポイント 説明図

[参考文献]
Jineko 2016summer

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