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不妊・妊婦の豆知識

[Vol.144]
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冷えと不妊の関係 特集② 「冷え改善」より血流量のアップが妊娠への第一歩
今年は例年より早く気温が下がりはじめ、「冷え」が気になる人にとってつらい季節が長くなりそうです。「冷え」は不妊にどのように影響するのでしょうか。
また、体が冷えがちな季節でも不妊治療を成功させる秘訣はどんな事が考えられるでしょうか。

「冷え」を改善するよりも血流を良くすることを意識して

採卵成績や着床後の経過がよくないなど、不妊治療がうまくいかない方で、さまざまな検査をしてもこれといった原因が特定されない事が多々あります。個人の基礎体力を上げなければうまくいくものもいかないのではと考えられることもあります。そのような患者様には、充分な栄養摂取や睡眠、適度な運動を日常的に意識し、基礎体力を十分に整えるように提案しています。
ただ単に栄養を摂っても体内の必要な場所に行きわたらなければ意味がありません。血流を良くすることが重視されているのはそのような理由からです。「冷えは良くない」と言われているのは、体が冷えると血流が悪くなるという解釈から来るものだと思います。血流を良くする管理法で患者様に自信をもっておすすめ出来るものをこれからも取り入れながら、お悩みの患者様に適切な施術をご提供できればと考えています。

鍼治療と低出力レーザーで卵巣の血流量を上げる

多少の「冷え」と不妊は直接的には関係ないと思っています。体表の温度が多少低くても内蔵の温度は殆どの場合正常に保たれているからです。特に女性は男性に比べて筋肉が少なく皮下脂肪が多いので、体表の温度は低いですが内臓の温度は正常なので、必ずしもそれが悪いとは限りません。もちろん、雪山で遭難して意識が遠のくような寒さの時とは別の話ですが。
毛細血管は交感神経と副交感神経で調節しています。交感神経が優位になると血管が収縮し、副交感神経が優位になると弛緩します。血液の流れを車の運転に置き換えてみましょう。幹線道路が空いていればみんなその道路ばかりを使いますが、渋滞になると細道へ迂回しますよね。太い血管が収縮すると血液が毛細血管まで生きわたるのです。ですから女性の脚は若干冷えている交感神経が優位になり血管が収縮している方が内臓の血流量は高まります。一般的に「冷え」は悪いと言われるのはなぜかというと、不快だからです。
では、冷えを解消するにはどうすれば良いか。適度な運動をして筋肉を使うことで熱生産量を増やすことが一番です。それに加え、当院でも行っている鍼灸施術により卵巣の血流量をアップさせ、酸素や栄養素を卵巣まで届きやすくする事も大切です。

体の表面の「冷え」ではなく、内臓の「冷え」に注意

多少の冷えくらいであれば、不妊の原因にはなりにくいですが、冷え性の人でも体表の温度だけでなく臓器の温度も低い場合は、鍼灸などでの治療をおすすめしています。
〇 適度な運動で体の深部温度を上げる工夫をしましょう
〇 卵巣の血流量を上げる治療方法などをかかりつけ医や鍼灸院に相談を

[参考文献]
ジネコ(Jineko.net 2020 winter)

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